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SCN、ADSL回線と光・IP通信網による接続サービスを発表

2001年01月23日 17時55分更新

文● 編集部

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ソニーコミュニケーションネットワーク(株)は23日、インターネット接続サービス“So-net”で、ADSL回線を用いたサービスメニュー“ADSLコース”の新設と、NTT東日本/西日本が提供予定の“光・IP通信網サービス(仮称)”に対応した試験サービスの提供を発表した。両サービスとも、3月に申し込み受付を開始する。

“ADSLコース”は、同社の個人/ビジネス接続サービス会員を対象にしたADSL回線利用の定額制常時インターネット接続サービス。回線速度の最大は、下り1.5Mbps/上り512kbps。IPアドレスは、グローバルアドレスを動的に割り当てるという。当初の提供地域は、東京/大阪の一部で、5月までにSo-netの全アクセスポイントも利用可能にするとしている。月額料金は、電話回線共用型が5800円で、専用型が7600円。どちらも初期登録料が3万円で、ADSLモデムなどのレンタル料を含む。

一方、光・IP通信網サービス対応の試験サービスは、NTT東日本/西日本が敷設した光加入者線をアクセスラインとした定額制常時インターネット接続サービス。NTT東日本/西日本が提供する光・IP通信網サービスには、回線速度が最大10Mbpsのベストエフォート型の“基本サービス”(月額1万3000円)、収容数の制限で帯域を確保した“高スループットメニュー”(月額3万2000円)、複数のユーザーを同一の光加入者線に収容した“集合住宅向けメニュー”(月額3800円)の3種類がある。同社では、3種類のメニューに対応して、3種類の試験サービスを用意。月額料金は、基本メニュー対応が5800円、高スループットメニュー対応が9800円、集合住宅向けメニューが3800円。提供地域は、光・IP通信網サービスの提供地域と同一で、5月までに同社の全アクセスポイントで対応するという。

また、同社は併せて、マルチメディアコンテンツを保管するストレージサービス“WebPocket”の提供を、今春に開始すると発表した。これは、動画/写真などの個人制作のマルチメディアデータを保管するサービス。ウェブブラウザーを用いてデータの保管/ダウンロードが可能なため、任意の場所でデータを利用できるという。また、さまざまなジャンルのビデオコンテンツを配信する“WebPocketコンテンツライブラリー”を併せて提供し、ユーザーはこれらのビデオコンテンツを自分のWebPocket内に購入可能。購入したビデオコンテンツは、WebPocket上でストリーミング再生できるという。

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