プレイステーション2(PS2)の映像と音が、別次元の品質になるかもしれない?! 高品位ケーブル3種が登場した。いずれもAVファンの間ではコストパフォーマンスの高さで知られるMonster Cable製で、USER'S SIDE本店に入荷している。
3品の中でもひときわ目を引くのはS端子+RCAピンタイプのオーディオ端子という構成の「Monster Game GAMELINK 300」。価格は6700円。製品のラインナップを細分化、差別化することで知られるMonster Cableがゲーム機用のケーブル“Monster Game”シリーズ上位製品と位置づける、メタルケーブルを採用した同製品には“Advanced Cable Technology”の文字が躍っており、自信のほどがうかがえる。
パッケージには“PS2用”の文字が。なお、S端子、ピン端子だけではなく、PS2本体と接続する端子にも金メッキが施されている |
PS2用の格闘ゲーム「Dead or Alive2」を用いて画像比較も行っている。RCAとS-Videoの比較をしているあたりがMonster Cableらしい |
5800円とGAMELINK 300より若干安価な「Monster Game GAMELINK 200」は、S端子ではなくRCAピンタイプのビデオ端子+オーディオ端子という構成。パッケージから“Advanced Cable Technology”の文字がごっそり削られ、画像比較はない。また、ジャックも1ランク下のものへ変更されており、ビデオ出力が変わっただけでいきなり廉価版といったおもむきだ。そこからは「S-Video出力しないような人はどうせサウンドにもこだわってないでしょ」という、Monster Cableのメッセージも垣間見える。
GAMELINK 300(上)とGAMELINK 200(下)の、表現の違い |
「Monster Game LIGHTWAVE 100」は光デジタルケーブル。PS2対応ということでケーブル全体がGAMELINKと同様、青く塗られている。基本的には一般的な光ケーブルのMonster Game版と考えた方がいいだろう。
ゲーム機の映像や音声出力がどこまで上がるかに若干の疑問は残るところだが、定評のあるMonster Cable製だけに、効果ゼロということはまずないだろう。贅沢品ではあるものの、PS2/PSヘビーユーザーの間では一定の人気を得そうだ。
“Monster”のIEEE1394ケーブルも
なお、USER'S SIDE本店では、3品と同時にMonster Cable製のIEEE1394ケーブル「Monster Multimedia Firelink」も6800円で販売中。興味がある人は、こちらもチェックしてみるといい。
【取材協力】