NTTコムウェア(株)とBMCソフトウェア(株)は12日、ウェブサイトのモニタリングサービス事業分野で業務提携を締結したと発表した。これにより、NTTコムウェアは、BMCソフトウェアのウェブサイトモニタリングツール『SiteAngel』を用いた監視サービスの国内向けの提供を、3月に開始する。サービス料金は、観測周期により異なり、主な料金例として、6時間周期が年間24万円、1時間周期が48万円、5分周期が年間240万円となっている。また、サービス提供に当たっては、NTTコムウェアのデータセンター内に、SiteAngel用サービスセンターを構築するとしている。
『SiteAngel』の画面(24時間のパフォーマンス推移) |
SiteAngelは、企業のウェブサイトを、ユーザーの視点から観測し、利便性や信頼性を評価するモニタリングツール。ファイアーウォールの外側から企業のウェブサイトにアクセスし、稼動状況を監視し、アクセス時間などをレポートするという。NTTコムウェアは、企業のウェブサイトの監視ビジネスを強化するため、SiteAngelを採用。電子商取引サイトなどを運用する企業向けにサービスを提供するとしている。一方、BMCソフトウェアは、NTTコムウェアが持つ情報通信システム/ネットワーク環境の開発/保守/運用能力を評価し、NTTコムウェアをSiteAngelのビジネスパートナーに選んだという。なお、NTTコムウェアは、一定期間、SiteAngelサービスを無料で利用できる“お試し無料キャンペーン”の先行予約受付を、2月9日に開始する。