ベンチマークテスト・2
メモリ性能を反映するアプリケーション性能
HD Tach 2.61(BurstRead)
TCD Labs(http://www.tcdlabs.com/)製のHDD性能測定ベンチマーク。UltraATA/100対応IDEコントローラの性能を測定するもの。HDDのキャッシュ内のデータからバースト転送した際の転送速度を示している。UltraATA/66の理論転送速度を超えており、UltraATA/100コントローラとしては、標準的な性能を発揮できている。 |
HD Tach 2.61(PeakTransferRate)
同じくHD Tach 2.61を利用して、HDDの実際の転送性能(リード)を測定してみた。HDD自体の転送能力がUltraATA/66の限界にも達していないため、前項のバーストリードの数値の差は反映されていない。 |
Excel 2000
ASCII Lab.製のExcel 2000ベンチマークで、ビジネスアプリケーションレベルでの性能を測定した。メモリのリード性能が影響しているのか、同じ外部AGPを利用した場合でもKT133に比べて4%程度性能が劣る。内蔵ビデオを利用すると、それよりさらに6%の性能のダウンが見られる。もともとメモリやビデオ性能をセンシティブに反映するテストなので仕方がないだろう。 |
3D Mark 2000 Ver1.1
Madonion.comの有名な3Dベンチマーク。外部AGPを利用する場合はビデオカードのHardware T&Lを有効にして測定している。結果はi815Eと似たようなもので、3D性能に大きな期待はしないほうがよさそう。なお、ビデオメモリを32MB確保して測定した場合でもほとんど数値は変化しなかった。 |
SYSMark 2000
BAPCo(http://www.bapco.com/)製のポピュラーなベンチマーク。実際のアプリケーション上でのオペレーションをシミュレートするもの。結果はASCII Lab.製のExcel 2000と同傾向。外部AGPを利用した場合でもKT133より3%程度劣り、内蔵ビデオを利用するとさらに3%程度劣る。 |