米i-DNS.net インターナショナル社(i-DNS)の24日付け報道資料によると、同社が(株)ケイワイ・コーポレーション(KYC)と“レジストラ契約”を締結し、日本語ドメイン名の登録サービスの本格的な提供を同日に開始したと発表した。
同サービスは、i-DNSのドメイン名多言語化技術を利用し、従来、英数字しか使えなかったドメイン名を、日本語(漢字など)で登録できるようにしたもの。今回の契約により登録業者(レジストラー)となったケイワイ・コーポレーションがホームページ(www.nihongo-domain.com)を通じて、日本語ドメイン名の登録を受け付ける。登録料は2年分2万5000円で、2年経過後は1年単位の更新(1年分1万2500円)。
登録可能なドメイン名は、英語の“.com”と“.net”に相当する“。会社”と“。ネット”。たとえば、“www.kaigo-service.com”の代わりに、“介護サービス。会社”で登録できるようになる。また、半角の“.(ドット)”の代わりに、全角の“。”と“.”を使えるため、ドメイン名の入力時に全角/半角の切り替えが不要という(従来の半角“.”にも対応)。i-DNSでは、社名や商品名をそのままドメイン名に登録できるので、英語に不慣れなユーザー層のインターネット利用を促進するとしている。