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松下電送とセンチュリー、ホームIPゲートウェイを開発

2000年10月18日 22時09分更新

文● 編集部

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松下電送システム(株)とセンチュリー・システムズ(株)は18日、ルーター機能とサーバー機能を内蔵する、手のひらに乗るサイズの『ホーム・IPセキュリティ・ゲートウェイ』を開発したと発表した。

家庭での利用を考慮して斬新なデザインを採用したという『ホーム・IPセキュリティ・ゲートウェイ』
主な特徴は、
  • 次世代インターネットプロトコル“IPv6”に対応
  • セキュリティー機能にFreeS/WANによる“IPsec”を搭載
  • OSに、redhat系Linuxを採用(Kernel 2.2.13)
  • 100/10BASE-T、IEEE802.11b(11Mbps)、RS-232Cインターフェースを搭載

など。

ハードウェアの仕様は、CPUにPowerPC 860T-50MHz、4MBのフラッシュROM、16MB(最大32MB)のRAM、6GBの2.5インチHDDを内蔵するほか、動作表示・エラー表示用に7セグメントのLEDを搭載する。電源はDC5Vで、ACアダプターを使用する。拡張インターフェースは、IDE、IDEブリッジ、PCMCIAを搭載し、オプションでコンパクトフラッシュカード(最大2枚)やSDメモリーカードのインターフェースも利用できる。本体のサイズは、幅140×奥行き68×高さ100mmで、重さは600g。

同社では、ホームIPセキュリティーゲートウェイ製品について、SOHOや家庭向けに市場の拡大が見込まれるとしているが、今回開発した技術を採用した商品化については未定としている。

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