東芝グループと日本アイ・ビー・エム(株)の合弁会社であるティ・アンド・アイ・ソリューション(株)(以下T&I)と(株)SASインスティチュート ジャパン(以下SAS)は28日、オンライン証券取引や金融ポータルサイトを対象にした、データマイニング技術によるウェブアクセスログ分析システムの提供/構築サービスで協業すると発表した。同システムは、ウェブアクセスログのレポーティング、アクセスログやユーザークリックの流れの分析、バナー広告効果分析などが行なえるもので、ウェブ上のマーケティング活動を支援する。
今回の協業では、金融業界のノウハウを持つT&Iが、ソリューションを含めたトータルシステムの構築/販売を行ない、SASが同社のITパフォーマンス管理ツール『IT Service Visionソフトウェア』やデータマイニング統合パッケージ製品『Enterprise Minerソフトウェア』などのツールを提供する。データマイニング技術の適用および実務への展開に関するコンサルティングは、(株)金融エンジニアリング・グループが提供する。