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IBM、次世代磁気テープ規格に対応した『IBM Ultriumテープ製品ファミリー』を発表

2000年08月25日 20時30分更新

文● 編集部

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日本IBM(株)は24日、次世代磁気テープ規格LOT(Linear Tape-Open TM)に準拠した最初の製品となる大容量テープ・ドライブ製品群『IBM Ultriumテープ製品ファミリー』を発表した。

“Ultrium”は、1997年にIBMとヒューレット・パッカード、シーゲートの3社で共同開発を開始した“LTO規格”に基づくフォーマット。Ultriumテープ製品は、カートリッジテープ1巻に圧縮時に200GB、非圧縮時に100GBと、同価格帯の製品に比べ約2倍の容量を保存できる。転送速度は最大で毎秒30MB。記録方式は、1/2インチテープ上に4つのデータバンドに分かれた計384トラックにデータを記録し、EOT(End Of Tape)に達すると次のトラック上をEOTからBOT(Beginnig Of Tape)に書き込んでいくリニア記録方式。データの位置情報やメディアのエラー情報を保管する4KBのメモリーチップを搭載するのが特徴。今回発表された製品の価格は、『IBM 3580 Ultrium テープ・ドライブ』が136万円から、『IBM 3581 Ultrium テープ・オートローダー』が199万円から、『IBM 3583 Ultrium Scalable テープ・ライブラリー』が32万9000円から、『IBM 3584 Ultrium UltraScalable テープ・ライブラリー』が1065万8000円からとなっている。

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