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ノーテル・ネットワークス、ADSLの日本仕様“Annex C”に対応したDSLアクセス集線機器用モジュールを発表

2000年08月24日 17時40分更新

文● 編集部

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ノーテル・ネットワークス(株)は24日、ADSL(非対称デジタル加入者回線)を利用した高速データ通信の日本仕様である“Annex C(アネックスシー)”に対応したDSLアクセス集線機器用モジュール『UE IMAS ADSL Annex C Module』を開発、日本市場に向け9月14日に出荷を開始すると発表した。価格は143万7500円。

UE IMAS ADSL Annex C Module

日本では、ISDNとの相互干渉を最小限にするために、ADSL接続のための機器には、国際電気連合電気通信標準化部門“ITU-T”が勧告化した“G.992.2”に準拠する“Annex C”が推奨されているため、国内においてADSLサービスを展開していく上で解決すべき課題であったという。

Universal Edge IMAS

また同社では、同モジュールを単体で提供するほかに、DSL回線集積装置(DSLAM:Digital Subscriber Line Access Multiolexer)『Universal Edge IMAS(ユニバーサル・エッジ・アイマス)』(UE IMAS)に組み込んで国内の通信事業者に提供するという。価格は439万円より。

UE IMASは、1台のシャーシあたりADSLで最大360回線、SDSLでは最大576回線まで収容できるDSLAM。各種のDSL対応ラインカードを同一のシャーシに搭載できる。これにより、1台のシャーシでADSL、SDSL、IDSLなどの各種DSLサービスを提供できるという。

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