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シャープが平成10年度決算発表――国内外の景気悪化で売上高、経常利益とも減少

1999年05月21日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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シャープ(株)は、同社の平成10年度決算を発表した。それによると、同社単独の売上高は前年比2%減となる1兆3061億円、経常利益は前年比53%減となる156億円、当期純利益は前年比84%減となる29億円。連結決算業績については、売上高が前年比2.5%減の1兆7455億円、当期純利益は前年比81.3%減の46億円となった。

今回発表された業績は同社にとって厳しいものとなっているが、この原因として同社では、ヨーロッパ地域における輸出の減速、日本国内における個人消費の落ち込みなどのほか、同社の液晶事業部門でデューティー液晶の構造改善を行なったことによる特別損失を挙げている。

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