シャープ(株)は、カラーFAX情報サービス“シャープ スペース
タウン for FAX”を発表した。情報の受信に対応するハードウェア環境は、同時発表されたカラーファクシミリ『彩遊記(さいゆうき)UX-E1CL』もしくは近々発表予定のモノクロファクシミリのどちらかが必要。
服部栄養専門学校校長、服部幸應氏(左)、シャープ(株)代表取締役副社長、情報・通信・プリント事業統轄の鷲塚諫氏(中央)、(株)インプレッション代表取締役 菅原由美子氏(右) |
“スペース タウン for FAX”
“スペース タウン for FAX”サービス開始時には通信販売から占いまで22メニュー、約2000件を準備、今年度中には4000コンテンツに増やす予定。提供するオリジナルコンテンツは以下のとおりである。・オリジナル料理レシピ“服部先生のカラダにおいしいメニュー”:服部栄養専門学校校長、服部幸應氏監修
・季節の花のアレンジ“季節のフラワーアレンジメント”(株)インプレッション代表取締役 菅原由美子氏監修
・ワインとサイドメニューのレシピ・情報“ワインのおいしいお話”(社)日本ソムリエ協会 認定シニアソソムリエ野田宏子氏監修、共和発酵(株)
・主要繁華街地図“ゼンリン ウォーキングマップ”(株)ゼンリン提供
“服部先生のカラダにおいしいメニュー”ダイエットメニューより |
服部幸應氏は、「家族のためにはどのようなものがいいか、メニューには月ごとに旬のものを取り入れたい」と、今後の展開について語った。服部氏のレシピは
、エステ、ヘルシー、ダイエットの3メニューずつ用意される。
料金は、サービス申し込み時にプロバイダー(株)シスネットの登録料500円が、サービス利用時には3分毎ごと20円(※)の通信料プラス通話料金分が、それぞれ必要になる。サービスは5月14日開始。
『彩遊記UX-E1CL』と近々発表予定のモノクロFAXを含め、会計年度末(2000年3月)までに10万人(『彩遊記UX-E1CL』ユーザー4万人、モノクロFAXユーザー6万人)のサービス加入を目指す。
※“ゼンリン
ウォーキングマップ”や著作権料などが発生するコンテンツでは、別途情報料が加算される
『彩遊記UX-E1CL』
『彩遊記UX-E1CL』は、カラーに対応した家庭用FAXとしては業界初のもの。国際標準規格ITU-T準拠のカラーFAX伝送方式に対応、普通紙にインクジェット方式で記録する。ザウルスやデジタルカメラとデータ通信が可能な、IrTran-P光画像通信対応。記録解像度は400dpiで、読み取り速度は、カラーA4標準原稿で約5秒、モノクロA4標準原稿で約3秒である。FAXデータ受信開始後30秒印刷を開始し、標準カラーA4コート紙で、印刷時間は約6分。幅371×奥行き245×高さ136.5mmである。6月4日に発売し、価格は11万円。『彩遊記UX-E1CL』 |