18日~20日に渡って、千葉・幕張メッセを会場に“MACWORLD Expo/Tokyo
'99”が開催されている。ここでは、iMacに対応した周辺機器やアプリケーションなどを紹介する“コンシューマーショーケース”や、日本国内で活動しているApple
Users Groupのブースなどを中心に紹介する。
●“コンシューマーショーケース”には42社の企業が出展
デジタルハリウッドブース
デジタルハリウッド(株)は、マクロメディア(株)のウェブデザインツール『Macromedia
Dreamweaver』の使い方を紹介。同校で3Dグラフィックス分野を教えている塩谷正樹氏を講師に迎え、参加者はデモを交えてiMacを操作しながら説明を受けていた。セミナーには事前申し込みが必要。MACWORLD期間中は1日6回開催される |
HPはインクジェットプリンター『DeskJet』を展示
日本ヒューレット・パッカード(株)は、カラー部分に5色のiMacカラーを採用したインクジェットプリンター『DeskJet
895Cxi/880C』を参考出展。ただし、このカラーリングですぐに製品化する予定はなさそうだ。このプリンターはもともと昨年秋に発売されたWindows対応のもので、それにMacintosh版のドライバーを添付して3月上旬から販売を開始する。USBポートを装備するほか、JetDirect経由のEtherTalk接続が可能。なお、既存のユーザーには3月上旬から同社ホームページからのダウンロードもできる。
iMacに合わせた5色の色が用意されている |
同社は過去に、『DeskWriter』シリーズというMacintosh向けのプリンターを販売していたが、一時期市場から手を引いいた状態が続いていた。しかし、『DeskJet』シリーズにMacintosh用のドライバーを添付することによって、Macintosh市場に再参入することになる。
ユーザーズグループのブースにはLinuxも出展
アップルコンピュータ公認のユーザーズグループ“Japanese PPC Linux
Users Group”(JPLUG)は、PowerPC上で動作するオリジナルLinuxディストリビューションパッケージ『Linux
for PPC』を出展。JPLUGはメーリングリストを中心とした活動を行なっており、現在約3000人のメンバーがいるという。JPLUGによれば、「昨年のMACWORLDでも出展していたが、今年のほうが“あのLinuxがMacintoshで使えるのか”という感じでわりと興味を持ったくれた人が多い」そうだ。なお、『Linux for PPC』は3月にマインド(株)から初の製品版が販売される。
『Linux for PPC』はiMacにもインストールできる |
『Linux for PPC』の開発に携わっているコアメンバーは約10人程度という |
『After Dark』のiMacカラー
(株)インフィニシスは、Macintosh用スクリーンセーバーソフトの超定番『After
Dark』を展示。シースルーパッケージを採用し、5色のカラーバリエーションが用意されている。スクリーンセーバー自体の人気はもちろん、シースルーパッケージがお目当てという人も多い。5色のカラーバリエーション版は、26日の発売に先駆けて同社ブース内で購入できる |