セイコーエプソン(株)は、ブラウザー機能を搭載するタッチパネル端末『エプソン
INTERGATE(インターゲート)』を発表した。この製品は、10.4インチのTFT液晶ディスプレーとタッチパネルを採用し、キーボード、マウスを使わずに操作できる。HTML3.2対応の専用ブラウザーを搭載し、ウェブターミナルとして利用できる。HDDを使わない“ThinClientコンセプト”が採用されており、OSやアプリケーションはサーバーからダウンロードして利用する。また、同製品を使用したシステム開発には『コンテンツデベロッパーズキット』が必要となる。
CPUには32bit RISCチップ『SH7709』を採用、グラフィック・オーディオアクセラレーターには同社オリジナルの『QA-2000』を搭載している。表示解像度は640×400ドットで最大6万4000色を表示する。インターフェースは10BASE-T、D-Sub9ピンのシリアルポート、PS/2ポート、PCMCIAスロット、モノラルスピーカーとステレオ出力用ミニジャックを装備する。サイズは幅305×奥行258.9×高さ57.6mm、重さは2.5kg。価格はオープン。