米ノベル社は、Solaris 2.6に対応する『NDS(Novell Directory Services) for
Solaris』の出荷を開始した。NDS for Solarisの導入により、NetWare、Windows
NTおよびSolarisが稼動するサーバーに、共通のユーザー名とパスワードを使ってログインできるようになる。
NDS for Solarisのライセンス価格は、Solarisレプリカサーバー1台あたり695ドル(約7万6000円)。1ユーザー接続あたり26ドル(約3000円)。日本における出荷時期は、3月中旬を予定している。
Windows NTの登場以来、シェアを食われる一方だったノベル。しかし同社では「'98年に投入した『NetWare
5』は好調に売れており、徐々に巻き返している」としている。ノベルはNDS
for Solarisの発売により、同社が得意とするディレクトリーサービスのプラットフォームを広げ、完全復活をめざす。