このページの本文へ

ATI、2D/3Dグラフィックチップの新製品『RAGE XL』、『RAGE XC』を発表

1999年01月12日 00時00分更新

文● 報道局 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 カナダのATIテクノロジーズ社は、2D/3Dグラフィックアクセラレーターチップの新製品『RAGE XL』および『RAGE XC』を発表した。

 両製品とも0.25μmプロセスで製造され、AGP×2対応、4KBのテクスチャーキャッシュを内蔵。メモリーインターフェースが128bitと32bitのものがあり、128bit対応は125MHzのSDRAM/SGRAMを、それぞれ4/8MB搭載可能。32bit対応のものは、150MHzのSDRAM/SGRAMをサポートする。

 RAGE XLは、パソコンからディスプレーへデジタル/アナログ変換なしに直接データを送信できる“Transmission Minimized Differential Signaling(TMDS)トランスミッター”を搭載。1280×1024のTFT液晶ディスプレーをサポートするほか、Ratiometric expansion技術により、さまざまなスクリーンサイズに合わせてイメージを調整できるという。

 RAGE XCは208PQFPパッケージで、RAGE XLは256ピンBGAパッケージで利用可能。現在サンプル出荷が開始されており、3月に量産開始予定。1万個ロット時の単価は、RAGE XLが24ドル(約2700円)、XCが18ドル(約2000円)。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン