●“第4回FOST杯囲碁ソフト世界選手権大会”始まる
(財)科学技術融合振興財団(FOST)主催の“第4回FOST杯囲碁ソフト世界選手権大会”が、東京・千代田区の日本棋院にてスタートした。世界9ヵ国から41の囲碁プログラムが参加し、互いの棋力を競う。本日は予選日にあたり、明日、計8チームで決勝を行なう。優勝賞金は100万円。優勝候補の筆頭は、中国の陳志行氏が開発した“Goemate”で、目下のところ3連覇と敵なしの状況。同プログラムは、光栄の囲碁ソフト『手談対局II』のアルゴリズムでもある。なお、決勝の模様はレポートする予定である。・“第4回FOST杯囲碁ソフト世界選手権大会”
http://www.koei.co.jp/FOST/02GO_J.HTM
・科学技術融合振興財団
http://www.koei.co.jp/FOST/
●ノベル、パートナー企業などへのプリファードサービスの提供を開始
ノベル(株)は、同社のパートナーなどへのプリファードサービスの提供を段階的に開始すると発表した。これはネットワークの高度化に伴い、ユーザーへのサポートスキルの向上を迫られる、同社のパートナー企業などへの支援、ツール、情報の提供を行なうサービス。9月1日からノベルの認定を受けているパートナーに、9月18日からリセラーに、11月1日からOEM企業およびディストリビューターに対して、サポートが提供される。価格は、サポート項目などによって異なり、年間50万円から470万円となる。http://www.novell.co.jp/
●富士通など、リフロー専用の熱解析ソフトを開発
富士通(株)と(株)富士通研究所は、電子部品を回路基板にはんだ接合できる、赤外線リフロー専用の熱解析ソフトを開発した。従来、電子機器に用いる回路基板の製造過程において、加熱条件の設定は熟練した技術者の手作業に頼っていたが、同ソフトでは、回路基板の温度変化を誤差プラスマイナス5%以内でシミュレーションできるという。これにより、熱のダメージを受けやすい部品や基板の温度分布、変化を計算できるようになり、最適な加熱条件を満たす温度制御が可能になるという。http://lucifer.fujitsu.co.jp/hypertext/flab/News/1998/Aug/980826/980826.html