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デルコンピュータ、16ポートのファイバーチャネルスイッチ『PowerVault 56F』を発売

2000年08月08日 19時17分更新

文● 編集部

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デルコンピュータ(株)は8日、16ポートのファイバーチャネルスイッチ『PowerVault 56F』を16日に発売すると発表した。同時に、データ保護管理ソフト『Dell OpenManage PowerSuite for Tape Backup(デル・オープン・マネージ・パワースイート・フォー・テープ・バックアップ)』で、Windows 2000 Server、およびAdvanced Serverに対応する新バージョンを8日に発売したと発表した。販売は、法人営業部、ダイレクトセールス事業部(TEL.044-556-6190)、および直販サイト“オンライン・ストア”を通じて行なう。価格は『PowerVault 56F』が234万8000円、『Dell OpenManage PowerSuite for Tape Backup』は7万5000円より。

『PowerVault 56F』は、SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)構築の主要コンポーネントであるスイッチ製品。従来の8ポートから2倍の16ポートにしたほか、Windows 2000 Server、およびAdvanced ServerでのSAN構築もサポートした。これに伴い、従来の2倍の最大34TBのデータを共有するSANシステムを構築できるという。“DLTライブラリ”や、“DLTオートローダ”などのバックアップ装置のみをSAN環境に接続する場合は、最大24台のサーバーが接続可能。対応OSはWindows NT 4.0 Server、Windows 2000 ServerおよびAdvanced Server。対応するケーブルは銅線、短・長波長オプティカルファイバー、ユニバーサルGBIC。サイズは幅87.3×奥行き429×高さ739mm(2U)で、重さは12.9kg。

『PowerSuite for Tape Backup』は、異なる製品群からなる5つのパッケージ『Standard Suite』、『Enhanced Suite』、『Professional Suite』、『Enterprise Suite』、『Enterprise Suite(SANバックアップ専用)』と、2つのオプションパッケージ『Option Pack』と『Remote Backup Pack』で構成される。同社では、ニーズに応じてこれらを組み合わせることで、小規模ネットワークからSANなどの大規模な統合ストレージシステムまで、幅広い顧客環境に対応できるとしている。対応OSはWindows NT 4.0 Server、Windows 2000 ServerおよびAdvanced Server。

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