(株)ジェイ・ピイ・エス・エスは6月29日、インターネット電話を利用したヘルプデスクサービス“Web de ヘルプ”を7月3日に開始すると発表した。これは、インターネット電話(VoIP)技術を応用し、ウェブサイトを入り口とした音声対応サービス。アナログ電話回線を使用しているユーザーでも、インターネット接続したまま音声通話が行なえるので、ウェブ関連の問い合わせに対してのリアルタイムでの音声応答が可能という。なお、同サービスのVoIP技術は(株)アイエスエフの技術を採用する。
サービスの提供形態は、エンドユーザー向けサービスと企業向けヘルプデスク業務受託サービスの2形態。
エンドユーザー向けサービスは、事前登録制の同社のユーザー向けのヘルプデスクサービス。同社のホームページ上のアイコンをクリックすることで24時間365日利用できる。サービス料金は月契約が1500円(最低3ヵ月契約)、半年契約が8500円、年契約は1万5000円。申込みは同社のホームページで受け付ける。
企業向けヘルプデスク受託サービスは、コンシューマーユーザーをマーケットとする企業のヘルプデスク業務を同社が受託するサービス。サービス受託料金は、1解決あたり300円からのインシデント制や月額0.3人で10万円からの専任者配置制などを用意する。
同サービスの対応機種は、Windows 95/98を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。