ナショナル セミコンダクタージャパン(株)の26日付けの発表によると、米ナショナル
セミコンダクター社(以下NS)は現地時間の20日、インターネット接続機能を持つTV用セットトップボックス(STB)の開発で、米America
Online社(以下AOL)と提携すると発表した。これにより、NSの情報家電(IA:インフォメーションアプライアンス)用CPU『Geodeプロセッサ』を、双方向型テレビサービス“AOLTVサービス”向けのTV用STB製品に採用する。
同TV用STB製品は、オランダのPhilips Electronics社が製造する。消費者向けの量産製品としては初めて双方向型テレビサービスを実現するという。そのほかにも電子メール/インスタントメッセージング/チャットなどの機能をテレビから利用できる。同製品と同サービスの提供は、市場を限定して夏に開始する。Circuit
City Storesが販売するほか、AOLのウェブサイトを通じてオンライン購入も可能となる。