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東芝、インテルの新CPUを搭載した個人向けスリムノートPC『DynaBook SS』などを発売

2000年06月20日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)東芝は、、インテル(株)が本日発表した新CPUを採用した個人向け/企業向けスリムノートPC『DynaBook SS』、企業向けノートPC『DynaBook TECRA』、『DynaBook Satellite』を発表した。

個人向けスリムノートPC『DynaBook SS』

個人向けのB5サイズスリムノートPC『DynaBook SS DS60P/1N8M』はCPUにインテルSpeedStepテクノロジ対応低電圧版モバイルPentium III-600MHzを、『同 DS50C/1N8M』は低電圧版モバイルインテルCeleron-500MHzをそれぞれ採用したモデル。

個人向けスリムノートPC『DynaBook SS』
個人向けスリムノートPC『DynaBook SS』



64MBのメモリー(SDRAM)を搭載し、11.3型FLサイドライト付き低温ポリシリコンTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。グラフィックアクセラレーターは米S3社のSavage IX。ポインティングデバイスはスクロールボタン付きの“アキュポイントII”で、PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1(CardBus対応)。56kbpsモデム(V.90/K56flex対応)を内蔵する。

インターフェースはUSB、赤外線通信(IrDA1.1準拠)、I/Oアダプタ接続コネクター、マイク入力、大容量バッテリー接続コネクター、ヘッドホン出力、モデム用モジュラージャック、IEEE1394。バッテリー駆動時間は標準バッテリー使用時で1.7時間、大容量バッテリー使用時で7.3時間。本体サイズは幅262×奥行き214×高さ26mm、重量は1.34kg。プレインストールOSはWindows 98 Second Edition。

HDD容量は、『DS60P/1N8M』が12GB(Ultra-DMA対応)、『DS50C/1N8M』が6GB(Ultra-DMA)となっている。両製品とも価格はオープンプライス。『DS60P/1N8M』は6月下旬発売で推定小売価格が29万円前後。『DS50C/1N8M』は7月上旬発売で、推定小売価格が21万円前後。

また、オプションとして、さまざまな拡張が行なえる『マルチメディアポートリプリケーター』が用意されている。マルチメディアポートリプリケーターは、インターフェースにRGB、プリンター、RS-232C、PS/2、USB、ライン出力、電源コネクター、LAN、PCカードスロット(TypeII×1/CardBus対応)、24倍速CD-ROMドライブを装備しており、PC本体と接続することで、さまざまな拡張機能を利用できるようになる。

オプションの『マルチメディアポートリプリケーター』
オプションの『マルチメディアポートリプリケーター』



電源コネクターにより、PC本体に電源を供給できる。CD-ROMドライブは取り外し可能な“セレクタブルベイ”で、オプションの外付けHDD(20GB容量)と取り替え可能。ホットドッキングに対応しており、OSがWindows 95/98/2000の場合は、PC本体の電源がONのままで接続できる。サイズは幅166×奥行き190×高さ30mm、重量は910g(CD-ROMドライブ搭載時)。価格は4万9800円。

『DynaBook SS』本体と『マルチメディアポートリプリケーター』を接続した様子
『DynaBook SS』本体と『マルチメディアポートリプリケーター』を接続した様子



企業向けスリムノートPC『DynaBook SS』

B5サイズスリムノートPC『DynaBook SS 3480』は個人向けモデル『DS60P/1N8M』の、『同 3430』は『DS50C/1N8M』の企業向けモデル。基本スペックは個人向けモデルと同じで、それぞれ56kbpsモデムのかわりに100BASE-TX/10BASE-T対応のLANを内蔵している。また、IEEE1394は装備していない。Windows 95モデル、Windows 98 Second Editionモデル、Windows NT4.0/Windows 2000セレクトモデルが用意されている。

『3480』は6月下旬発売で、推定小売価格は、Windows 95/98モデルが28万円前後、Windows NT4.0/2000モデルが30万円前後。『3430』は7月上旬発売で、価格はそれぞれオープンプライス。推定小売価格は、Windows 95/98モデルが20万円前後、Windows NT4.0/2000モデルが22万円前後。

企業向けA4サイズスリムノートPC『DynaBook SS 7200e』は、CPUに既存のインテルSpeedStepテクノロジ対応モバイルPentium III-600MHzを採用している。

企業向けA4ノートPC『DynaBook SS 7200e』
企業向けA4ノートPC『DynaBook SS 7200e』



64MBのメモリー(SDRAM)と12GBのHDD(Ultra-DMA対応)を搭載し、13.3型FLサイドライト付きTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。グラフィックアクセラレーターは米S3社のSavage IX。ポインティングデバイスはスクロールボタン付きの“アキュポイントII”で、PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1(CardBus対応)。56kbpsモデム(V.90/K56flex対応)を内蔵する。

インターフェースはUSB、赤外線通信(IrDA1.1準拠)、FDDコネクター、RGBコネクター、I/Oアダプタ接続コネクター、マイク入力、ドッキングI/Fコネクター、ヘッドホン出力、モデム用モジュラージャック。バッテリー駆動時間は標準バッテリー使用時で2時間、大容量バッテリー使用時で4時間。本体サイズは幅297×奥行き241×高さ28mm、重量は2kg。

Windows 95モデル、Windows 98 Second Editionモデル、Windows NT4.0/Windows 2000セレクトモデルが用意されており、それぞれ7月上旬発売。価格は、Windows 95/98モデルが39万8000円、Windows NT4.0/2000モデルが41万8000。

企業向けA4ノートPC『DynaBook TECRA』『DynaBook Satellite』

企業向けA4サイズオールインワンノートPC『DynaBook TECRA 8100』は、CPUにインテルSpeedStepテクノロジ対応モバイルPentium III-750MHzを採用したモデル。本体に、24倍速CD-ROMドライブやFDD、セカンドHDD、セカンドバッテリーなどさまざまなデバイスに取り替えて装着できる“セレクタブルベイ”を搭載している。

企業向けA4サイズオールインワンノートPC『DynaBook TECRA 8100』
企業向けA4サイズオールインワンノートPC『DynaBook TECRA 8100』



64MBのメモリー(SDRAM)と12GBのHDDを搭載し、14.1型FLサイドライト付きTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。グラフィックアクセラレーターは米S3社のSavage MX。ポインティングデバイスはスクロールボタン付きの“アキュポイントII”で、PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1(CardBus対応)。100BASE-TX/10BASE-T対応LANを内蔵する。

インターフェースはシリアル、パラレル、外部ディスプレー出力、PS/2、USB、マイク入力、ヘッドホン出力、赤外線通信(IrDA1.1)、外付けFDD装着接続コネクター、ビデオ出力。バッテリー駆動時間は標準で2.8時間、セカンドバッテリー使用時で5.8時間。本体サイズは幅312×奥行き254×高さ37mm、重量は2.74kg。

Windows 95モデル、Windows 98 Second Editionモデル、Windows NT4.0/Windows 2000セレクトモデルが用意されており、それぞれ7月上旬発売。価格は、Windows 95/98モデルが47万8000円、Windows NT4.0/2000モデルが49万8000円。

『DynaBook Satellite 4360』は、CPUにインテルSpeedStepテクノロジ対応モバイルPentium III-700MHzを採用したモデル。標準モデルと、Microsoft Office 2000 Personalをプレインストールしたアプリケーションモデルが用意されている。

企業向けA4ノートPC『DynaBook Satellite 4360』
企業向けA4ノートPC『DynaBook Satellite 4360』



64MBのメモリー(SDRAM)と12GBのHDDを搭載し、15型FLサイドライト付きTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。グラフィックアクセラレーターは米S3社のSavage IX。ポインティングデバイスはスクロールボタン付きの“アキュポイントII”で、PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1(CardBus対応)。100BASE-TX/10BASE-T対応LANを内蔵する。

インターフェースはシリアル、パラレル、外部ディスプレー出力、PS/2、USB、マイク入力、ヘッドホン出力、赤外線通信(IrDA1.1)、外付けFDD装着接続コネクター、ビデオ出力。24倍速CD-ROMドライブを装備する。バッテリー駆動時間は2.5時間。本体サイズは幅323×奥行き265×高さ45mm、重量は3.2kg。

Windows 95モデル、Windows 98 Second Editionモデル、Windows NT4.0/Windows 2000セレクトモデルが用意されており、それぞれ7月上旬発売。価格は、Windows 95/98モデルが47万8000円、Windows NT4.0/2000モデルが49万8000。

OSは、Windows 95、Windows 98 Second Edition、Windows NT4.0/Windows 2000セレクトから選択可能。それぞれ6月下旬発売。価格は、Windows 95/98標準モデルが47万8000円、アプリケーションモデルが49万8000円、Windows NT4.0/2000標準モデルが49万8000円、アプリケーションモデルが51万8000円。

企業向けミニタワー型デスクトップPC『EQUIUM 9000』

企業向けミニタワー型デスクトップPC『EQUIUM 9000』(エクィアム 9000)は、CPUにPentium III-700MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と15GBのHDDを搭載する。グラフィックアクセラレーターは米nVIDIA社のRIVA TNT2で、40倍速CD-ROMドライブとFDDを装備する。

企業向けミニタワー型デスクトップPC『EQUIUM 9000』
企業向けミニタワー型デスクトップPC『EQUIUM 9000』



インターフェースは、シリアル×2、パラレル、アナログRGB、デジタルRGB、キーボード、マウス、100BASE-TX/10BASE-T対応LANインターフェース。本体サイズは幅195×奥行き495×高さ435mm、重量が14.5kg。ディスプレーはオプションとなっている。

Windows 95モデル、Windows 98 Second Editionモデル、Windows NT4.0/Windows 2000セレクトモデルが用意されており、それぞれ7月上旬発売。価格は、Windows 95/98モデルが31万8000円、Windows NT4.0/2000モデルが33万8000円。

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