このページの本文へ

マイクロソフト、ファイアーウォールやウェブキャッシュの統合サーバーソフト『Microsoft Internet Security and Acceleration Server 2000』日本語版のベータ評価プログラムの配布を開始

2000年06月20日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

マイクロソフト(株)は19日、今年後半に発売を予定している企業向けのファイアーウォール/ウェブキャッシュの統合アプリケーションサーバーソフト『Microsoft Internet Security and Acceleration Server 2000』(ISA Server 2000)日本語版のベータ評価プログラムの配布を同社のウェブサイトを通じて開始したと発表した。

『ISA Server 2000』は、複数層でのファイアーウォールとウェブキャッシュサーバーを統合した企業向けのサーバーアプリケーションソフト。同社の次世代ウェブアプリケーション構築プラットフォームの『Microsoft DNA 2000』製品群に含まれる。組織を悪意のあるユーザーから保護し、従業員による不正なインターネットを防ぎ、ウェブサーバーをアタックから守るという。これによりIT管理者が企業のインターネットアクセスを管理し、重要な情報を保護できるとしている。ウェブキャッシュ機能は、頻繁にアクセスされるウェブコンテンツを保存することでユーザーによるウェブアクセスを高速化し、帯域幅を節約する。ウェブサーバーの管理者がこのキャッシュを使用すれば、ウェブサーバーやEコマースアプリケーションへのアクセスを高速化したり、ウェブサーバーの処理を分散したりでき、エンドユーザーへのコンテンツ配布も効率的に行なえる。また、集中管理が可能なので、インターネットの利用ポリシーの定義と管理も簡単になったという。対応機種はWindows 2000 Server/Advanced Serverを搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。なお、同ソフトは120日間の期間限定版となる。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン