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米ナショナル セミコンダクター、次世代Bluetoothチップの開発でRTXと提携と発表

2000年06月19日 00時00分更新

文● 編集部

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ナショナル セミコンダクタージャパン(株)の19日付けの発表によると、米ナショナル セミコンダクター社は現地時間の15日、デンマークのRTX Telecom A/S社と、ベースバンドアプリケーション向け次世代Bluetooth半導体の開発のために提携すると発表した。これにより、ナショナルは、同社のワイヤレスIC製品ラインの一部として、新しく開発する次世代Bluetooth半導体製品の製造/販売を行なう。RTXはBluetooth関連ソフトを開発する。今回開発するベースバンド製品は、CR16 RISC技術をベースとしたもので、従来のDSPベース製品に比べて、性能の向上/低消費電力/コスト低減を実現するという。

Bluetoothは短距離用低コストワイヤレス通信規格のことで、Bluetooth Special Interest Group(SIG)によって開発されている。これにより、高速データ/音声転送機能を持つ次世代パーソナルワイヤレス機器の開発を行なえるという。動作周波数帯域は世界的に利用可能な2.4GHz。

RTX社は、もうひとつの短距離用ワイヤレス技術であるDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)関連のアプリケーション開発も行なっている。ローカル(Bluetooth)からグローバル(CDMA)まで、ワイヤレス通信の全分野にわたる製品開発に携わっているという。

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