シーラス・ロジック(株)は12日、米シーラス・ロジックがUltra-ATA/100コアを搭載したHDD組み込み用チップ『CL-SH8670』を開発したと発表した。
『CL-SH8670』 |
『CL-SH8670』は、ミックスドシグナルのSOC(System On a Chip)である“3Ciプラットフォーム”の採用により、マイクロコントローラー(32bitARM)、PRMLリードチャネル、ハードディスクコントローラー、メモリーをワンチップ化したもの。Ultra-ATA/100コアを採用したため、毎秒100MBの内部データ転送速度に対応する。また、同社独自のエラー訂正コード(ECC)技術により、セクターごとに20エラーバーストまで訂正可能という。パッケージは208ピンのLQFPで、OEM出荷時の単価は15ドル(約1600円)。既にサンプル出荷を開始している。そのほか、同チップは、顧客の仕様に合わせたカスタマイズに対応するという。