(株)エヌ・ティ・ティ エムイーは7日、オールインワン型インターネットコンテンツ配信管理システム『i-COS(アイコス)』を20日に発売すると発表した。これは、インターネットで有料のコンテンツ配信ビジネスを検討中の企業や、情報共有化を図るため社内で映像情報配信システムの構築を検討中の企業を向けに、コンテンツ管理から顧客管理、認証・課金処理まで構築できるオールインワン型インターネットコンテンツ配信システム。これらの管理はウェブブラウザーを使って必要事項を入力するだけで操作ができる。コンテンツ管理はコンテンツごとに有料・無料に分類して管理できる。コンテンツ配信エンジンはIP/TV
*1、Windows Media *2、RealSystem
*3に対応する。価格はサーバー1台の小規模システムの場合が520万円から、サーバー3台の中・大規模サーバーシステムの場合は1630万円から。
*1 IP/TV:米シスコシステムズ社のネットワーク・ビデオ配信システム。企業ネットワークなどIPネットワーク上のパソコンユーザーにビデオ配信を行なう。ネットワーク帯域を有効活用するIPマルチキャスト通信方式とユーザーのリクエストに応じてプログラムを提供するビデオ・オンデマンドの双方に対応する。MPEG-1/2/4、H.261などビデオCODECのサポートにも対応する。
*2 Windows Media:モデムを使用したアクセスでFMステレオと同等のクオリティーで音声や映像を配信でき、著作権保護機能を持つストリーミングメディアプラットフォーム。米マイクロソフト社製・/font>
*3 RealSystem:米リアルネットワークス社のコンテンツ配信プラットフォーム。停滞域から広帯域まで変わらぬ品質の映像、音声を提供する。