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ヴァンガード、セキュリティー機能搭載のECサイトを構築できるシステム『Mojo』を発表

2000年06月01日 00時00分更新

文● 編集部

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ヴァンガード(株)は5月31日、Eコマースサイトを構築するためのシステム『Mojo』を発表した。価格は270万円で、同日に販売を開始した。
同製品は、ソフトのインストールや設定が不要で、セキュリティーを確保したECサイトを構築できるターンキーシステム。ウェブサーバー(Apache v1.3.12)、メールサーバー(sendmail)、FTPサーバー(wu-ftpd)、データベース(PostGreSQL v6.5.3)などを標準で実装し、暗号通信プロトコル“SSL”などをサポート。顧客管理、カタログ表示、商品検索、在庫管理、ショッピングカートといったECサイトに必要な機能を、HTMLの拡張タグで記述できるという。また、支払や配送などの処理方法を、ウェブブラウザーで設定でき、振込、代金引換、コンビニ決済などの決済手段に対応する。さらに、iモードをサポートし、売上などのレポート機能も標準で搭載する。そのほか、APIが用意されているため、既存のバックオフィスシステムとの統合や、カスタマイズも可能という。ハードウェアは、CPUがPentium III-600MHz(デュアルCPUに対応)、256MBのメモリー、2基の9.1GBのHDD(RAID-1ミラーリング)を搭載し、19インチのラックに装着可能。OSはRed Hat Linux v6.1で、Java version 2.0を実装する。今後、OSとしてTurboLinux、データベースとしてOracleをサポートする予定。

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