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米インプライズ、C++コンパイラーの無償提供と、Borland C++Builder 5を発表

2000年01月28日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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米インプライズは26日(現地時間)、まもなくC++コンパイラーをすべての開発者に対して無償提供すると発表した。あわせて、『Borland C++Builder 5』も発表した。

同社が無償提供するC++コンパイラーは、C++Builder 5のコアテクノロジーとなっているもの。現時点ではどのように提供されるかは公表されていないが、ウェブサイトからのダウンロードの形態で提供されるものと思われる。

日本語版C++コンパイラーの提供については、インプライズ(株)によると前向きに検討中という。

Borland C++Builder 5Borland C++Builder 5



C++Builder 5は、ビジュアル環境で開発できるC++開発環境。米国では2月に3種類の製品、C++ Builder 5 Enterprise、同Professional、同Standardが発売される。

同製品は、インターネット対応の機能が強化された。新たにXMLとHTML 4をサポートするほか、Active Server Object、ウェブアプリケーションの開発が強化されたという。

開発者向けの機能として、エラーやリソースリークを診断する“CodeGuard”、XMLベースのプロジェクトマネジャー、バックグラウンドでコンパイルする機能などが搭載されている。

価格は、C++ Builder 5 Enterpriseが2499ドル(約26万2000円)、同Professionalが799ドル(約8万4000円)、同Standardが99.95ドル(約1万500円)。

同製品の日本語版は、2000年第1四半期中に発売の予定となっている。

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