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シスコ、5テラbitのネットワークシステムと関連製品を発表

2000年01月21日 00時00分更新

文● 編集部

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日本シスコシステムズ(株)は19日、ギガbit・スイッチ・ルーター(GSR)の『Cisco 12016』を発表した。それに合わせ、最大5テラbitのネットワークをサポートするシステムの『12000テラbit・システム(Terabit System)』を発表した。

Cisco 12016は、毎秒10Gbitの転送が可能なOC-192c/STM-64のIPインターフェースをサポートし、最大で毎秒320Gbitのスイッチルーターとして機能するもの。ソフトウェア基盤としては、サービスプロバイダー向けに最適化されたルーター制御用ソフト『Cisco IOS』を搭載する。また、これまでのCisco 12000シリーズ向けに用意されたインターフェースも搭載が可能。

価格は、基本システムで1131万1000円から。また、同製品をベースシステムとする12000テラbit・システムは、モジュール方式で機能する高速クロスパースイッチのノンブロック構造を持ち、最大で毎秒5テラbitのシステムとして提供する。

また同日、Cisco 12000シリーズとして、シングルモード光ファイバーの伝送距離を最大で2400kmまで延長する『2.4Gbps OC-48/STM-16 オプティカル・リングジェネレータ』を発表した。これは、双方向の光リピーター装置で、Cisco 12000間でOC-48/STM-16の回線距離を最大80km毎に延長することができる。カスケード接続をした場合、最大で2400kmまで延長できるとしている。価格は1131万1000円。

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