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アドビシステムズ、個人ユーザー向けフォトレタッチソフト『Adobe PhotoDeluxe for ファミリー 4.0 日本語版』を発売

2000年01月13日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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アドビシステムズ(株)は、個人ユーザー向けのフォトレタッチソフト『Adobe PhotoDeluxe for ファミリー 4.0 日本語版』を2月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、推定小売価格は7000円前後。アップグレードパッケージは同社直販価格で5000円。対応OSはWindows 95/98/NT4.0。



Adobe PhotoDeluxeは、ワールドワイドで2000万本以上出荷されており、家庭向けフォトレタッチソフトとしては世界No.1シェアという。Adobe PhotoDeluxe for ファミリー 4.0 日本語版は、15ヵ月ぶりのバージョンアップとなる。

同ソフトでは、特にファイル共有機能に力を入れたという。初心者向けの画像処理ソフト『Adobe ActiveShare』と連携し、ActiveShareで取り込んだ画像をPhotoDeluxeでもそのまま表示できる。また、ActiveShareでは行なえなかった画像の加工もできるようになっている。ActiveShareで作成した画像アルバムも、PhotoDeluxeでアルバムとして利用可能。



電子メールソフトを別途起動することなく、PhotoDeluxe画面から直接、写真を添付した電子メールを送信できる。また同社の専用サイト“ActiveShare.com”内の無料コミュニティーサービス“Adobe eCircle”*2に、画像やアルバムを掲載することも可能。

*2Adobe eCircles:家族や友人とデジタル画像を共有できるウェブ上のコミュニティーサービス。現在は英語版のみで、3月に日本語化される。登録メンバーはワールドワイドで100万人。

メインとなる任意の画像と背景用画像を選択し、あらかじめPhotoDeluxeに用意されている3Dオブジェクトモデルを選択すると、3Dオブジェクトにメイン画像が貼り付けられ、オリジナルの3Dクリップアートを作成できる。作成した3Dクリップアートはメールで送信可能。メールを受信した相手は、専用ビューアー『KAZOO』を利用して3Dクリップアートを表示できる。KAZOOは同社サイトから無償ダウンロード可能。


また、画像を利用した電子ポストカードや電子パズルを作成でき、ウェブページに掲載できる。そのほか、テンプレートが350点、クリップアートが1000点、サンプル写真が100点収録されている。

さらに同社は、ActiveShareに関し、1月12日以降も無償提供を継続すると発表した。ActiveShareは“ActiveShare.com”サイトから無償ダウンロード可能。製品発表時には、無償期間は'99年10月12日から2000年1月11日までで、その後は有料化するとしていたが、提供開始後1ヵ月間でダウンロード件数が5万件にのぼるなどユーザーに好評なことから、2000年1月12日以降も無償ダウンロードを継続することにしたという。

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