インテル(株)は、『インテル Celeron プロセッサ』の533MHz版を発表した。同社ではCeleron-533MHzを、サブ1000ドルPC向けとしては最速のCPUだとしている。
Celeron-533MHzは0.25μmプロセスで製造され、FSB(Front Side Bus)は66MHz、128KBの2次キャッシュをプロセッサーと同じダイ上に搭載している。PPGA(プラスチック・ピン・グリッド・アレイ)パッケージで提供される。即日量産出荷されており、1000個ロット時の価格は1万7690円。
Celeronに新製品が発表されるのは、昨年8月2日の500MHz版以来となる。おそらく、本製品が最後の0.25μmプロセス版Celeronとなるものと見られ、次のCeleronでは0.18μmプロセスの“Coppermineコア”を使ったものに移行し、Pentium
III同様に“インターネット・ストリーミングSIMD拡張命令(SSE)”をサポートすると見られる。