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マイクロソフト、ホスティング分野で日本電気など4社と業務提携

1999年11月01日 00時00分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は1日、インターネットにおけるホスティング分野で、インターネットサービスプロバイダーおよびホスティングプロバイダー4社と業務提携すると発表した。今回提携するのは、インターキュー(株)、(株)クレイフィッシュ、日本テレコム(株)、日本電気(株)の4社で、“マイクロソフト プレミアホスティングパートナー”として、共同マーケティングを実施していく。

プレミアホスティングパートナーは、Windows NT Server上に実装された『Microsoft Commercial Internet System 2.5』を基盤に、ウェブサイトの作成・管理ソフト『Microsoft FrontPage 2000』に対応したホスティングサービスを中核として、次のサービスを提供する予定。

FrontPage 2000 Server Extensionsに対応した、個人向けホームページホスティングと法人向けホスティング(独自ドメイン)、Office 2000 Server Extensionsに対応した法人向け専有サーバーホスティング、Site Server Commerce Edition, Commercial Useによるコマースホスティングの4つ。

FrontPage 2000対応のホスティングサービスでは、ウェブコンテンツの作成や情報の公開に付加価値を提供する。また、次のようなサービスの提供も可能となる。FTPやTelnetなどの独立したツールを利用せずに、FrontPage 2000からの直接発行や管理。ファイル名の変更にともなう、他のページ上のハイパーリンクの自動修復。プログラミングを必要とするヒットカウンターや掲示板、設定に手間のかかるナビゲーションバーの設定など。

FrontPage 2000は7月9日に発売された『Microsoft Office 2000 Premium』にも搭載されている。また、グラフィックス統合ソフト『Microsoft PhotoDraw 2000』のバージョン2と共にパッケージ化された『Microsoft Office Internet Package 2000』が19日に発売され、そのキャンペーンと連動し、同サービスの宣伝活動が行なわれる。

インターネットのホスティングサービスでは、プロバイダーの接続会員がホームページを公開するためのサービスが一般的。これが発展したのが、法人向けに独自ドメインを発行し、一定数量のメールアドレスとサーバー領域をレンタルするレンタルサーバー型のホスティングサービス。より高付加価値のホスティングサービスとして、ショッピングモールに代表されるコマースホスティングや、アプリケーションソフトを含めてレンタルサービスするアプリケーションホスティングなど、新しいサービス形態が出現している。

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