イーグループ(株)(eグループ)は24日、個人・法人ユーザー向けに、インターネットを使ったグループコミュニケーションサービス“eグループ”を開始した。同サービスは、電子メールとウェブサイトを組み合わせたグループウェアの統合ツールを利用するサービスで、メーリングリスト、掲示板、ボイスチャット、名簿、予定表、アンケート調査、ファイル共有、データベース作成などの機能を、無料で利用できる。メールグループを作成する際、グループ数やグループメンバー数に制限はなく、数人から数万人までを対象として電子メールを送ることができるという。また、グループメンバーの会員管理は自動処理されるため、特別なソフトのインストールは必要なく、グループの公開・非公開などの設定も行なえるという。
eグループは、スタンフォード大学の博士たちが'99年6月に創立したインターネットベンチャー企業の米eGroups.com社の日本法人。eGroups.comは、ヤフー、アップルコンピュータ、オラクルなどの創業時に出資したベンチャー・キャピタルからの出資を受けている。フランスでも、フランステレコムと業務提携し、同サービスを提供している。