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富士通が動画追跡処理用ボードシステムの販売を開始

1999年08月11日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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富士通(株)と(株)富士通研究所は9日、動画追跡処理システム用のシステムLSIを共同で開発したことを発表した。富士通では既に、このシステムLSIを搭載した“カラートラッキングビジョン”用ボードシステムの販売を開始している。

“カラートラッキングビジョン”は、ビデオカメラの撮影画像などの動画像から、人物など特定の目標を検知・追跡するリアルタイム画像処理システム。監視システムや自動追尾システムなどに利用されている。今回両社が開発したシステムLSIは『ACPII』(Advanced Correlation Processor II)は、32bit汎用プロセッサーと専用回路を1チップに集積したもの。実装面積が小さくできるほか、処理速度を同社従来品の約4倍にしたという。カラートラッキングビジョン用ボードシステムの価格は95万円。出荷は10月に開始する予定。

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