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日本HP、ワークステーション『HP VISUALIZE』シリーズにPentium III-600MHz搭載モデルを追加

1999年08月03日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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日本ヒューレット・パッカード(株)は2日、同社が販売している3Dグラフィックス向けのWindows NTワークステーション『HP Visualize』シリーズに、Pentium III-600MHzを搭載した『HP Visualize パーソナル・ワークステーション モデルP600』を追加、BTO方式による受注を開始した。8月上旬に出荷を開始する。

『HP VISUALIZE パーソナル・ワークステーション モデルP600』
『HP VISUALIZE パーソナル・ワークステーション モデルP600』



本製品は、『HP Visualize』シリーズの最上位に位置付けられる。デュアルプロセッサーに対応し、Pentium III-600MHzを最大2基搭載できる。チップセットにはIntel 440BX、メモリーは標準で128MB(ECC対応SDRAM、最大768MB)を、HDDは6.2GB(Ultra ATA対応、毎分7200回転)/9GB(Ultra Wide SCSI対応、毎分1万回転)/18GB(同)から選択可能。ビデオカードとしては、グラフィックエンジンに米HP社が開発したPA-RISCジオメトリ・アクセラレーターを採用したOpenGL対応の3Dグラフィックカード『HP VISUALIZE-fx2+』、『同4+』が用意されている。

動作異常の原因となるような障害が発生した際にそれを知らせるLCDディスプレー“HP MaxLife”の搭載、CPUやHDDなどを冷却するための“HPウルトラフロークーリングシステム”の装備など、従来機種の特徴を継承している。

価格は、Pentium III-600MHzを1基、メモリー128MB、HDDを6GB、HP VISUALIZE-fx2+ビデオカード、最大32倍速CD-ROMドライブ搭載という構成で、98万9000円となる。プレインストールOSはWindows NT Workstation4.0(SP4)で、ディスプレーはオプションとなる。なお、OSについては、Windows 2000がリリースされ次第、アップグレードサービスを提供するとしている。

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