米マクロメディアとIBM傘下の米ロータスは29日(現地時間)、ウェブ向け教育ソフト市場を拡大させるために、ソフトウェアの譲渡を含む提携に合意したことを発表した。今後は、企業や学校に対し、ウェブベースのトレーニングを提供したり、コースワークの作成や管理を可能にするソフトの販売を行なう。
合意の内容は、ロータスがマクロメディアウェブ向け管理教育ソフト『Pathware』を買収し、また、その他のオーソリングソフトの販売も行なっていくというもの。『Pathware』の開発・販売部門は、ロータスの教育ビジネス販売部門に移行される。
ロータスはさらに、マクロメディアの『Authorware』や『Flash』など、5製品の販売も予定している。また、『Shockwave』『Flash』『Authorware』といったマクロメディア製ソフトを、ロータスやIBMの製品上で使用するためのライセンスも取得する。