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インフォマティクス、3次元オブジェクトCADシステム『MicroGDS Pro V6.0』を発表

1999年06月25日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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(株)インフォマティクスは、Windows95/NT対応の汎用3次元オブジェクトCADシステム『MicroGDS Pro V.6.0』(以下、Pro V.6.0)*を発表した。これは、建築や機械設計の製図を行なうソフト。7月30日発売で、価格は45万円。前バージョンからのアップグレードメニューも用意されている。

*『MicroGDS Pro』は旧『MicroGDS Professional』を改称したもの

『MicroGDS Pro V.6.0』
『MicroGDS Pro V.6.0』



『Pro V.6.0』の新機能は、10万キロメートル四方の場合で1000分の1メートルの精度で実寸の作図を行なうというデータの倍精度化、他のファイルをオブジェクト単位でコピーするインスタンス機能、Unicode対応によるメニューやツールの完全日本語化、論理演算処理と倍精度化による3次元モデリング機能の強化など。また、ネットワークに対応する機能としては、複数サイトのデータを一元管理するプロジェクトデータベースに対応した。

対応する入力ファイル形式はWND/DWG/DXFなど10種類、出力ファイル形式はWND/DWG/JWCなど15種類で、オートデスク(株)のCADソフト『AutoCAD 2000』にも対応する予定。対応OSは、Windows 95/98/NT4.0。

また今回、レンダリング機能を搭載せず、ネットワークライセンスが付属していない廉価版の『MicroGDS Compact V6.0』も発表した。7月30日発売で、価格は9万6000円。さらに、同社が『MicroGDS』対応アプリケーションとして開発した、『Micro 建築製図 V6.0対応版』、『Micro 日影 V6.0対応版』も同時に発売される予定。価格は『Micro 建築製図 V6.0対応版』が4万8000円、『Micro 日影 V6.0対応版』が50万円。

代表取締役者社長の長島雅則氏
代表取締役者社長の長島雅則氏



代表取締役者社長の長島雅則氏は、機能の差別化を図り、他社製品のように皆が使っているからとりあえず買うといった消極的理由からではなく、指名で買われるソフトを目指すとしている。

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