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“EDEX'99 電子ディスプレイ展”がパシフィコ横浜で開幕--目立ったのは大型PDP

1999年04月16日 00時00分更新

文● 編集部 綿貫晃

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セイコーエプソン(株)は、携帯情報端末およびデジタルカメラ向けD-TFD LCDの、1.8型、2.0型、2.6型の3シリーズを展示。2.6型の半透過型LCDでは160×240ドット表示が可能であり、消費電力は35mWと小さく、携帯電話などへの用途が考えられるという。会場では携帯電話のモックアップが展示してあり、デモでは小さな画面上でウェブブラウザーやムービーが動いていた。

大型カラーPDPの展示が各所に


日本電気の50型カラーPDP。奥行き47mm!
日本電気の50型カラーPDP。奥行き47mm!



今回は、会場のところどころで大型カラーPDPを見かけた。2000年後半の世界的なデジタル放送への移行も加わって、PDP市場全体は確実に大きくなっていると感じられた。日本電気(株)のブースでは、100万画素(1365×768ドット)の高精細表示が可能な50型のハイビジョン対応PDPを展示していた。色再現性を図る目安の白色温度は1000度であり、高い色再現性を可能としている。まだ、個人で買える値段ではないが、安くなれば将来家庭に浸透してくる可能性はあるだろう。

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