●NEC、パラレルACOSシリーズのニューモデルを発表
日本電気(株)とNEC東芝情報システム(株)は、パラレルACOSシリーズの新製品として、同社が世界最速と謳う『PX7800SV』(月額レンタル価格1420万円から)と『PX7600SV』(同380万円から)の2製品を発売した。PX7800SVは、新開発のCMOSプロセッサー『NOAH-4』を32個搭載し、従来機種に比べ、単体性能で約2倍の高速化を実現したという。OSは『ACOS-4/NPX』を採用している。http://www.nec.co.jp/
●TDK、業務用光ディスクビデオカメラ用の光ディスクを開発
TDK(株)は、日本電気(株)製の業務用光ディスクビデオカメラ用の、相変化光ディスクを開発したと発表した。独自の高密度光ディスク技術“AVIST(Advanced
and Versatile Information Storage Technology)”を採用、CD/DVDなどと同じ直径120mmのディスクに片面20分(正味容量5.2GB/ユーザー領域4.1GB)記録でき、記録/再生時27.3Mbps、再生編集時109.2Mbpsの転送速度を持つという。http://www.tdk.co.jp/
●キヤノン、5万TPI対応のHDD磁気ヘッドテスター用のロータリースピンスタンドを開発
キヤノン(株)は、トラック密度5万TPI(tracks per inch)対応のHDD磁気ヘッドのテスター用ロータリースピンスタンド『キヤノン
RS-5216C』を開発したと発表した。サンプル価格は900万円で、5月に出荷を開始する。ヘッド部の駆動用に1nmのロータリポジショナーを採用するなど、ヘッドとディスクの位置関係、動作、駆動速度、スキュー角を実際のHDDに対して忠実に再現でき、検査制度の向上と高スループットを実現したという。http://www.canon.co.jp/