ネットワンシステムズ(株)と米ベイ・ネットワークス社(Bay Networks
Co.)の日本法人であるベイ・ネットワークス(株)は、ベイ・ネットワークス『Extranet
Access Switch』製品の独占販売契約を締結した。ネットワンシステムズの日本における広範な販売ルートを通じ、ベイ・ネットワークスの『Extranet
Access Switch』製品を販売する。
ベイネットワークスの『Extranet Access Switch』は、今年の1月に買収を発表した、米New
Oak Commnications社が開発したアクセススイッチ製品群。2000の同時アクセスに対応可能な大企業向け『NOC
4000 Extranet Access Switch』(約900万円)と、今年1月27日に発売した200の同時アクセスに対応可能な中堅企業向け『NOC
2000 Extranet Access Switch』(約450万円)の2製品で構成される。
本製品の主な機能は
・ハードウェア:
Pentium-200MHz×2
HDD×2
電源×2
(NOC 2000はすべて1基)
・LAN:10/100M Ethernet対応
・WAN:T1×6、T3サポート
・ルーティング:IP Router
・エクストラネット機能:
フィルタリング、アカウンティング、
QoS(Quality of Service)、認証、暗号など。
ただし、Web Serverのようなインターネットサーバー機能は持っていない。
本製品の導入により、システムのランニングコストや、サポートスタッフにかかるコストの削減が可能で、企業の顧客サービスの向上などのメリットという。
エクストラネット/VPN(Virtual Private Network)市場において、NOC 4000
Extranet Access Switchは、トップのシェアを誇ると同社がいう。Data
Communications誌“97年 最優秀製品賞(Hot Products of 1997)”や'97年Internet
World“最優秀展示製品賞(Best of Show)”など数々の賞を受賞している。
主な導入例は、航空会社予約システム・サポートを行なう米Sabre社、個人および法人の客に資産運用サービスを提供する米Fidelity
Investment社が挙げられる。
今後、エクストラネット/VPN市場は急速に伸びると予想され、2000年には6000億円産業になると言われている。
今回の契約で、ネットワンシステムズ(株)とベイ・ネットワークス(株)はともに日本市場の開拓に挑む。(報道局
西川ゆずこ)
http://www.baynetworks.com/japan/
http://www.netone.co.jp/