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沖北陸システム開発が対話をしながら学べる英会話学習システムを発売

1998年01月27日 00時00分更新

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 (株)沖北陸システム開発は、対話をしながら英会話を学べる英会話学習システム『Native World(ネイティブ ワールド)』を開発、3月7日に発売する。東京純心女子大学の田崎清忠教授の監修、NHKサービスセンターの協力により、教材を制作した。Windows95対応で、価格は、プログラムCD-ROM、専用ヘッドセット、教材CD-ROM、ヒアリング用カセットテープが入ったスターターキットが2万4800円。

 このスターターキットは、“日常会話編I”、“海外渡航編”、“電話編”の3種類が用意されている。別途、8種類の教材が各1万3200円で発売される。また、4月上旬に、最大256人の学習者を登録し、評価したり学習履歴を管理できる『Native World Pro(ネイティブ ワールド プロ)』と、『Native World Pro』のスクールパック『Native World Pro/SL(ネイティブ ワールド プロ・エス・エル)』を発売する。

 



 『Native World』は、会話に慣れるための“練習ステージ”と、画面のネイティブスピーカーとフリートーキングをする“会話ステージ”の2部構成になっている。専用のヘッドセットと、高性能音声認識エンジンを採用したことにより、この“会話”が実現したという。こちらの返答により、ストーリーの流れがいろいろ変わり、疑似会話体験ができるという。たとえば、発音が悪い場合、向こうから「Pardon?」などと聞き返してくる。逆にこちらが聞き取れなかった場合も、「I beg your pardon?」などと言えばもう一度言ってくれる。また、「Please speak slowly.」と言えば、ゆっくり話してくれるという。

 今まで一方向でしかなかった英語学習が、これにより、双方向になるわけで、日本人の英語学習熱の高さからみても、ヒット商品になるのではないか。同社では、スターターキット3種類合計で、初年度1万2000セットの販売を見込んでいる。(報道局 酒寄公子)

http://www.okisoft.co.jp/osg/ohsd/index.htm

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