日本電信電話(株)と(有)プランニングミュージックシステムズが運営する“IVP(Internet
Virtual Production)”は、ISDN回線を使用したインターネット経由でMIDIデータを送信するソフト“MIDI
REMOTE ACCESS”のデモンストレーションを実施した。
今回のデモでは、米サンフランシスコ州にいるミュージシャン(写真では、左側のスクリーン)がシンセサイザーで演奏した音楽に、日本の会場にいるギター奏者(写真右)や、コーラスも合わせて演奏、それをもとに、ミュージシャンのもんたよしのり氏(写真左)が、『マラシノ』という歌を熱唱した。
また、米サンフランシスコ州で演奏された音楽は、MIDIデータとして送られてくるため、弾いたとおりに楽譜として再現することも可能で、右側のスクリーンには、アドリブも含めた演奏内容を表した譜面が、同時進行で表示されていた。
IVPでは、本日より同ソフトの無償配布を実施することも発表。同ソフトには、Windows95版とMacintosh版があり、Windows95版は、CPUが486以上、必要メモリーは16MB以上、32MB以上を推奨、SoundBlasterを搭載したPC/AT互換機、MIDI出力端子、シリアル通信ポートなどが必要、Macintosh版はPowerMacintoshに対応し、必要メモリーは16MB以上(32MB以上推奨)。いずれも、IVPのホームページからダウンロードが可能で、雑誌などでも無償配布する予定。(報道局 佐藤和彦)
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