米Hercules Computer Technology社は、米Rendition社のグラフィックチップ『Verite
2200』を搭載した、パワーユーザー向けの3Dグラフィックアクセラレーター『Thriller
3D』を2月1日に発売する。
PCIバス版とAGPバス版があり、予想される店頭販売価格は、SGRAMを4MB搭載したものがそれぞれ2万円、8MB搭載したものがそれぞれ3万円程度。MPEG-1およびMPEG-2に対応しており、8MBタイプでは、ビデオイン端子およびアウト端子、3Dシャッターグラスに対応したステレオ3D端子をサポートしている。
Hercules社の発表によるベンチマークの数値は、Pentium II-300MHz、メモリー64MBの環境で、『Winbench98』が123(1024×768ドット、16bit表示)で、『3D
Winbench98』が460(640×480ドット、16bit表示)となっている。
8MBタイプの場合、最大解像度は16bit表示で1600×1200ドット 、32bit表示で1152×864ドットとなり、垂直同期周波数は60Hz~160Hz、水平同期周波数は31.5kHz~100kHzとなる。
Windows95/NT4.0対応でOpenGLやDirectX5もサポートする。日本語マニュアルが付属するが、ドライバーは英語版になる。(報道局 中山実)
http://www.hercules.com/