沖電気工業(株)は、大規模トランザクション処理向けのソフトウェア『TransPair(トランスペア)』の出荷を開始した。価格は、サーバー1台とクライアント無制限のライセンスの基本パッケージで89万8000円。
『Microsoft Transaction Server(MTS)』と業界標準のTUXEDOに対応した米BEA
Systems社のTP(Transaction Process)モニター『BEA TUXEDO』をシームレスに接続。MTSのクライアント環境からBEA
TUXEDOのOLTP(OnLine Transaction Process)機能を利用できる。MTS上のアプリケーションとBEA
TUXEDO上のサービスがActiveXとして同一クライアントから利用でき、BEA
TUXEDO基幹サーバーへのアクセスが容易になるとしている。
クライアント間の開発環境は、ActiveXをサポートするすべてのツールを利用できるほか、既存のBEA
TUXEDO用サーバーアプリケーションやActiveXコンポーネントも利用でき、開発コストも低減できるとしている。また、『Visual
Basic』、『Visual C++』、『Visual J++』などのActiveX対応の開発ツールを利用してBEA
TUXEDOのクライアント作成も行なえるという。また、WWWクライアントやネットワーク上に分散されたオブジェクトからもMTS経由でアクセスできる。
OSは、『BEA TUXEDOサービス用サーバ』が同社の『HP-UX10.20(ハード:OKITAC9000)』、『MTSサーバ(MTS
1.1J)』がWindowsNT4.0、クライアント側はWindows95/NTにそれぞれ対応している。(報道局 井上哲郎)
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