NTTプリンテック(株)は、HTTPベースの鍵配送プロトコルを利用し、企業内ネットワークなどからもファイヤーウォールを越えて、Infoket電子出版有料実験での電子決済が利用できるサービスを、1月22日に開始すると発表した。
ファイヤーウォール自体のセキュリティーレベルを低下させることなく、Infoket電子出版のサーバーとセキュア通信が行なえ、OSやWebブラウザーに応じた専用端末ソフトの自動インストール・設定ができる(対応OSはWindows95/NT3.51以降、WebブラウザーはNetscape
Navigator3.0以降およびInternet Explorer3.0以降)。
“電子透かし技術”や“画像半開示技術”などを用いた画像情報の売買システム“InfoProtect”を利用でき、従来電子クーポンのみだった商品のうち、1000円以上の商品に関してはクレジットカードも利用できるという。
同社では、今後の広告・宣伝活動を通じて利用者の拡大と商品の充実を図り、4月にも事業化を目指すとしている。
Infoket電子出版有料実験は、同社が昨年6月から開始した、インターネット上でのオンライン電子出版有料実験。NTTが開発した情報流通プラットフォーム“Infoket”を利用し、(株)情報通信総合研究所が運営する電子商取引プロジェクトのひとつとして展開されている。(報道局 井上哲郎)
http://www.infoket.or.jp/