エプソンダイレクト(株)は、『Endeavor PCシリーズ』をベースとしたノンリニアビデオ編集システム『Endeavor
Recording Custom』に『Model RXシリーズ』を追加した。
同シリーズはPentium II-300MHzのCPUに、カノープス(株)のDVインターフェースカード『DVRex-M1』を搭載したもの。同カードはハードウェアDVコーデックを採用。カット編集ではNTSCモニターとパソコンのディスプレーの両画面からリアルタイムプレビューが可能という。IEEE
1394に準拠したDVインターフェースおよびアナログビデオインターフェースをそれぞれ2系統装備し、相互のリアルタイムフォーマット変換ができ、アナログビデオ素材を有効に活用できる。これまでの2GBのファイル制限を超え、4GBまで録画・再生が可能。4GB(約18分)を超える長時間のビデオソースは、複数ファイルに分けて連続キャプチャーできるという。
また『Endeavor Recording Custom』は、これまでユーザーがCPUやHDDなどシステムを選択して発注するBTO(Build-to-Order)形式だったが、ユーザーの便宜をはかり、ベースモデルとして、次の2モデルを新たに設定した。
『Model DVシリーズ』は、アダプテックジャパン(株)の『AHA-8940ホストアダプター』を採用。ソフトウェアコーデックとPentiumII-300MHzを採用。価格は、59万8000円。
プロフェッショナルモデル『Model PVシリーズ』は、カナダのDigital
Processing Systems社の『Perception Video Recorder』を標準で搭載。3D CGソフトなどで制作したコンテンツの画質を落とさずにリアルタイム出力が可能であるという。価格は86万8000円から。(報道局 若名麻里)
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