米サン・マイクロシステムズ社は、'98会計年度第2四半期および上半期の業績を発表、いずれも前年同期を上回った。第2四半期('97年10月から12月期)の売上は、対前年同期比18パーセント増の24億5024万ドル(1ドル=129円として約3161億円)、利益は買収に伴う一時的経費計上を除き25パーセント増の2億2320万ドル(約288億円)。ひと株あたりの利益は、前年同期比24パーセント増の0.57ドル。
上半期('97年7月から12月期)の売上は対前年同期比15パーセント増の45億4885万ドル(約5868億円)、利益は買収に伴う一時的経費計上前で28パーセント増の3億8643万ドル(約498億円)。ひと株あたりの利益は、前年同期比27パーセント増の0.98ドル。またひと株あたりの利益は、前年同期比27パーセント増の0.98ドル。
第2四半期中の米Encore Computer社のストレージ製品事業部門および米Chorus
Systems社の買収にともなう一時的な費用の計上を含む決算結果では、利益が1億4943万ドル(約193億円)、1株あたりの利益は0.38ドル。
CEO(最高経営責任者)のScott McNealy氏は、「SPARC、Solaris、Javaに基づく一貫した製品開発がコマーシャル、テクニカル、コンシューマー市場に受け入れられた結果で、引き続きPCコンピューティング・モデルに対する選択肢として、パフォーマンス、セキュリティーにすぐれたスケーラブルな製品を提供していきたい」と語ったという。(報道局 若名麻里)
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