富士電機(株)は、グループウェアソフト『ExchangeUSE』シリーズに、以下の3製品を追加した。いずれも『Microsoft
Exchange Server』4.0以降の上で稼働する。
『ExchangeUSE
スタートワークフロー』は、根回し通知や出張時の代理人による決済、またワークフローの送り先を個人ではなく役職で指定するといった機能を持つソフト。起票フォームは『Microsoft
Visual Basic』で作られたもののほか、『Word』、『Excel』などでも作成可能。Webブラウザーからも操作できる。価格は1サーバー+50ライセンスで130万円、出荷時期は4月上旬。
『ExchangeUSE
旅費精算ワークフロー』は、申請者から部門管理者、経理部門への業務の流れを自動化などが可能なソフト。また基幹の会計システムにデータを渡し、科目ごとの集計業務や銀行口座自動振込などもできる。価格は1サーバー+50ライセンスで140万円、出荷時期は2月中旬。
『ExchangeUSE
勤怠ワークフロー』は、マウス操作で入力が可能で、未提出者の一覧や部門ごとの途中集計などもできるソフト。フレックスタイム制にも対応し、人事・給与システムへExcelまたはCSV形式でのデータ受け渡しも可能。価格は1サーバー+50ライセンスで70万円、出荷時期は2月中旬。
また、同社は'97年11月にExchangeUSEシリーズの販売およびサポートで日本ディジタルイクイップメント(株)と提携。今回新たに、ソフトバンク(株)、(株)富士通ビジネスシステムとも提携した。
すでに発売済みの『ExchangeUSE 電子電話帳』や『同
グループスケジュール表示』などと合わせ、シリーズは全部で8製品になった。春以降には『同
営業システム』も発売される予定。(報道局 若名麻里)
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