米Phoenix Technologies社は、パソコンの起動時にBIOSレベルでセキュリティーチェックが行なえる“Preboot
System Security Technology(PPST)”技術と、同技術を利用した“Preboot
CryptoAPI(PCAPI)”を発表した。
PPSTには、米RSA Data Security社によるRSA公開鍵暗号技術を利用。BIOSに組み込むことで、パワーオンからOSの起動までにわたり電子署名技術を使用できるほか、SmartCardのような移動体認証システムの利用や、将来の人物特定技術などにも応用できるという。
同技術を利用したPCAPIは、PC製造メーカーなどに無料で配布される。なお、Phoenix
BIOSは、米IBM社が採用を決めている。(報道局 井上哲郎)
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