米IBM社は、米国での特許取得件数が5年連続で第1位を記録したと発表した。
同社は、米国特許商標局から1724件の米国特許を取得したが、米IFI/Plenum
Data社が作成している特許データベース“CLAIMS”において、第2位の企業(キヤノン:1378件)を300件以上も上回る結果になったという。
同社は、ネットワーク、コンピューター・システム・アーキテクチャー、大規模サーバー、半導体、ディスク・ドライブ技術、ソフトウェア・アプリケーションなど、多岐にわたり特許を取得しており、'97年は、銅配線を利用し、小型化・軽量化・低価格化と能力向上を図った集積回路などを開発している。また、銅相互接続技術の利用について発表済みの特許と出願中の特許が50件以上あるほか、米国特許ポートフォリオには、ソフトウェア関連が550件以上、ネットワーク・コンピューティング関連が250件以上も含まれているとしている。
なお、第3位以下は、NEC(1095件)、モトローラ(1058件)、富士通(903件)、日立製作所(902件)、三菱電機(893件)、東芝(862件)、ソニー(860件)、イーストマン・コダック(795件)の順になっている。(報道局 井上哲郎)
http://www.ibm.co.jp/