米ナショナルセミコンダクター社は、0.25μmのCPU、Cyrix6x86MXを発表した。今夏に量産出荷予定で、このCPUが、米サイリックス社が設計し、同社の工場で製造する初めての製品となる。
Cyrix6x86MXは、Pentium IIクラスのパフォーマンスを持つプロセッサーで、昨年中ごろに発表されてから、パソコンメーカーに用いられており、Computer
Reseller News Editor's Awardなど、数々の賞を獲得。このたび、プロセスが0.25μmになったことで、同サイズのウエハーからより多くのチップを取れるようになり、同社の収益にも寄与し、'98年に1000万個以上の出荷を見込んでいる。(報道局 酒寄公子)
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