米Cyrix社はMMXに対応したモバイル向けのCPU『MediaGX』を発表した。これを受けて米コンパックは、モバイル向けの同200MHzを『Presario』シリーズのノートパソコンに搭載し、2000ドル以下で発売することを決定している
同社の社長Kevin McDonough氏は「コンパックがMediaGXをPresario 1220 Notebookに搭載したことで、高性能のノートパソコンが2000ドル以下で提供できる」と同製品の重要性を語っている。またコンパックのモバイルシステム部門のディレクターであるGreg
Memo氏も「MediaGXはPresarioがデスクトップパソコン市場に行なったのと同様に、ノートパソコンの市場価格に一石を投じ、ノートパソコン市場に新たな扉を開くだろう」と可能性を語っている。
同社が、'97年2月にMediaGXを発表してから、四半期ごとに出荷数は倍増し、全世界に向けての総出荷数は100万を超えたという。また、同社は1000ドル・パソコン市場において、常に高性能のCPUを提供できることから支持されているとしている。(報道局 庄田恵美)
http://www.cyrix.com/corpor/press/1998/mgx-mmx1.htm